世界最高齢の現役理容師が108歳に 那珂川町の箱石シツイさん

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  • Опубликовано: 17 ноя 2024
  • キャリアはおよそ90年。那珂川町で今でもハサミを握る世界最高齢の現役理容師の女性が108歳の誕生日を迎え、『生涯現役』への決意を新たにしました。
    11月10日、那珂川町谷川の店舗兼住宅は、賑やかな雰囲気に包まれていました。
      
    箱石シツイさんです。この日108歳になりました。
    箱石さんの孫家族や、アマチュアカメラマンなど10人ほどが駆けつけ108回目の誕生日を祝いました。
    中学生の2人のひ孫からもプレゼント。
    早速、袋の中を開けてみるとこれからの時期にピッタリなニットのカーディガンが入っていました。
    1916年、大正5年にこの場所で生まれた箱石さんは、今から88年前の1936年、昭和11年に東京で理容師の資格を取りました。
    107歳だった今年1月には、アメリカのリサーチ会社から世界最高齢の現役理容師の認定を受けました。
    箱石さんの一番長い常連客は、なんと80年近く店に通っているそうで、さらに、散髪を希望する人は全国からやってきます。
    この日、誕生会に訪れた那須塩原市の男性は、4回目の訪問で念願が叶いました。
    充実した日々を送る中で、長生きの秘訣や自分の歴史を知ってもらいたいと箱石さんは本を出版しました。
    戦争で辛い経験をしながらもそれを乗り越えてきたことや、思わず頬が緩んでしまうような絵日記など、108年の人生が記されています。
    お店でおっぱいを吸っていた長男は、81歳になりました。
    その息子とは3年前、104歳の時に 栃木県内の最高齢の聖火ランナーとして一緒に東京オリンピックのトーチを運びました。
    当初は、断念しようとも考えましたが最後の息子孝行ができたと胸をはります。
    いつも機嫌よく、考えすぎず、毎日を送ることが元気でいられる秘訣なんだそうです。
    箱石さんは、生涯現役を目指し、ゆっくり自分のペースでハサミを握り続けています。
    健康長寿の姿は医学界からも注目を集めるほど。
      
    今度は、世界一の記録を集めた「ギネスワールドレコーズ」に申請中で来年、結果が分かるということです。

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